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投資は職業でなく、生き方『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』レビュー

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『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』 著:藤野 英人  

                            刊:ダイヤモンド社

                            発売日:2019/9/12 

                            ジャンル:経営学

                                                                                                    国:日本

 

内容

投資家ほど「成長」を間近で見続けてきた人はいない!サラリーマン気質から抜け出す思考と習慣のシン・スタイル。

 

レビュー

投資は職業でなく、生き方であると、本書の著者である、藤野 英人さんは仰います。

日本人はとにかくリスクを嫌います。今日には絶対安定の選択肢など存在しないし、最早どんな選択肢をとるにしても、それもそれでリスクなような気がしますが、大抵の人は何の行動も起こさずに、一日を無為に終えます。そして、そんな一日を一生続ける。

そういう人達は、決まってなにか挑戦をしようとしている人間を見ると、「イタイ人」とか「意識高い系」とか言ってバカにします。自分が努力するのが嫌いなものだから、相手を下げて溜飲を下ろしているのでしょう。そういった種類の人間にはなりたくないものです。

本書は、自分の人生をかけて挑戦する人にとっては、必ず役にたつ本だと思います。比較的平易な文章で書かれているにも関わらず、密度が非常に濃いです。なので、特に苦にする事なく読み進められるのにも関わらず、得られるものは多いという、この手の種類の本のお手本みたいな本だと思います。

ただ、本書で取り上げている内容は、マインド形成の部分に比重が置かれているので、本当に投資家になりたいとか、企業したいと願っている人にとっては、少々物足りなく感じるかもしれません。それらになる為の、具体的な方法論は書かれていないので、他の本を読む事をお勧めします。

本書の本旨は、要点は「結局何をするのにも投資につながる」です。例えば、毎日コンビニで物を買っている人は、世の中には沢山いると思いますが、そこで買った商品は、本当に役にたっているのでしょうか?それとも惰性で買っているだけなのでしょうか?前者であれば全く問題ない訳ですが、後者の場合、購入した物の金額+コンビニで物色している時間が無駄になってしまっています。「その程度なら別にいいじゃないか」と思わなくもないですが、そのような行為を一年続けたと仮定した場合、膨大な金額と時間が無駄になっている事になります。

同じ時間をつかうのなら、行きたくもない飲み会に行くより、家で読書でもしてた方がいいと、藤野 英人氏は仰います。藤野氏曰く、成功者は意外にケチな人が多いそうです。それは、常日頃から、自分に必要な物がなにか、考えて行動しているからでしょう。逆に、日頃から無駄遣いが多い人は、成功者にはなり難いと言えます。

私としては、とにかく挑戦しまくって、自分自身に自己投資をし続ける事が、きっと幸せな人生を歩む事に繋がるのだと思います。たとえ結果が出なかったとしても、必ず何か得られるものがあると思っているからです。少なくとも、人生の大部分を無為に過ごしている人よりは余程ましでしょう。それに、そう簡単に結果が出る世の中なら、それこそつまらない世の中だと思います。

という訳で、今回のレビューを終えます。元々本書を読む気は無く、待ち合わせしている時に、たまたま近くに置いてあったから読んでみただけに過ぎなかったのですが、予想外にとても面白い本だったので、今回紹介しました。是非読んでみて下さい。